バイクでこけた 鎖骨・肋骨骨折 入院6日目 手術当日

〇体温  朝36.3  

 

手術当日の朝

昨晩は入院後初めてゆっくり眠れた。

頭もすっきりしている。しかし、薬が飲めなくて痛みは結構ある。

薬がなければこんな痛みなんだろうと思うと、つくづく薬ってありがたい。

 

朝食もなし、歯を磨いておいてというので磨いた。

この場においても手術するという実感がわいてこないが、すべて信頼して指示に従っていこうと思う。

熱は36.3と下がっていた。

下瞼に何かできている。左目まで痛い。今の痛みにみだり目まで追加。

なんだかなぁ~と思う。

しかし、手術そのものより、術後の痛みがどうなのかが不安。

関係ないが、洗髪していないので頭が痒い。  

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病室の外では日常の生活が営まれている

ベッドのそばの窓から、通勤・通学している人たちが見える。

事故していなければ、あんな風に何事もなかったかのように通勤していただろうと思うと不思議な気持ちになった。

点滴が始まり、着々と手術の準備が進む。やることもないのでテレビを見る。

そして本を読む、こんな感じで過ごす。

 

妻が到着 しかし、コロナで会う時間は制限

昼前には妻が来てくれた。コロナ感染防止で病室まで入れない。

談話室にいるということだった。会いに行ってもいいのかどうか悩んだが、せっかく来ているのだし、話もしたいので、何を言われても構わないと思って談話室に向かった。

何日ぶりかの妻との会話。

電話ではない。そばにいて話ができることがとても安心感がある。

 

やはり手術は不安だ。始めただから想像もつかない、

妻の仕事、子どもたちのことを会って話す。これって本当にいいものだと思った。

少し気がまぎれ、不安も減る。

しかし、看護師さんから、「あまり長く会って話のはダメだ」というので仕方なく病室に戻った。

 

手術始まる

 それから2時間近く待った。いよい担当医から手術の説明があり確認書にサインをする。

それが終わるといよいよ手術室へ向かった。

手術室まで歩いていき手術台に乗り「麻酔はじめます」のを聞いた後、目が覚めた時は手術は終わった後だった。

 

手術は終わった。妻と会った。まだ麻酔でぼーっとしているが、妻がいるのが分かる。「大丈夫?」と言われ「うん、大丈夫」コロナのせいで5分も一緒に入れなかった。

もっといてほしかった。

なぜなら、私にとって手術の本番はこれからだったから。

そう、これから、術後の痛みとの戦いが始まるのである。