鎖骨・肋骨骨折 入院12日目 「素晴らしき世界」が心に沁みた

痛みが「ズキズキ」から「チクチク」になってきた。

入院12日目の朝 体温 朝36.5度 午後37.2度 夜37.1度

朝、睡眠時間は、途中「咳き込み」「おしっこ」で2回ほど起きたものの、0時から5時30分までは眠ることができた。咳き込むものだから、昨日は横になって寝てみたら少しは楽になった。

熱も36.5度、平熱に戻っている。いつもはこれから上がっていくのだが今日はどうだろうか・・・。(昼には37度を超えたがそれ以上上がらなかった、全体的には下がり気味)

鎖骨の痛みは安静にしているとほとんどない。思わず動かしたときに「ズキッ」

横向きで寝た時は、傷口が「チクチク」する。

肋骨も安静にしていると痛みはない。動き出し、寝ている状態から起き上がる時に痛い。それに、大きく息を吸うと気も痛い。

咳き込むとめっちゃ痛い。今一番困っているのはその時の痛みかなぁ~

骨折が悪くならないかヒヤヒヤものである。

 

今年を振り返る

今日は12月29日、母が亡くなった年。

この怪我は、今までの自分を振り返り、これからの生き方をどうするかそれを考えるための時間を与えてくれたのではと思う。

これまでの人生を振り返ると、ある程度目標を達成できている。次の目標を考えている時期だった。

これから自分が何を目標に生き方を見つめなおす。

今までやってこなかったこと、頑張らなかったこと、そして、やってきたこと頑張ってきたことを整理してみたい。

この痛いケガに、少しでも意味を見出せればと思う。

 

ラジオで泣く

 午後は、できるだけゆっくりしようと本も読まず、ラジオを聴きながら目を閉じ寝るようにした。

ラジオで、ルイ・アームストロングの「素晴らしき世界」がかかった。あの声そして私にもわかるような簡単の歌詞。 

I see trees of green,
red roses too.
I see them bloom,
for me and you.
And I think to myself,
what a wonderful world

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病室の窓から緑の木々が見える、バラではないが花もある。

病室の窓から緑の木々が見える。バラではないが花も咲いている。

妻がいて、子どもたちがいて、家族がいて、仲間がいる。

そんな、何気ない世界。それが素晴らしい世界。

心に奥に染みる、涙が出た。

 

家に帰りたい

夜は、テレビを見て過ごした。面白くないので本を読んだ。

20時過ぎたので、電話をした。

娘が出た、今日の出来事を話してくれる。娘は自分からよく話す。家でスライムを作ったり、それで遊んだりしていたそうだ。YOUTUBEの影響もありスライムにはまっている。

息子に代わったが、相変わらずあまり話すことはなく、少しだけゲームの話をした。

12日間も子どもたちと会っていない。

娘が「早く帰ってきてほしい」と言ってくれた。その言葉、とても嬉しかった。

 

早く退院したい

昨日の22時過ぎ、救急で部屋に一人入ってきた「痛い、痛い」と言って辛そうだった。看護師さんや忙しそうにしている。

しかし、それが気になって眠れなくなりそうだったので、早めに睡眠導入剤を飲んで寝ることにした。もう入院中はこの薬手放せなくなった。でも、家に帰るといらないと思う。